9年前の人たちに思いを馳せる
3月11日 東日本大震災が14:46起こりました。
今日はその時間、職場の屋上に登り東北に向かって手を合わせました。
思えば数年前、震災が起こって3年後東北を訪ねました。
その時の写真を改めて眺めています。
陸前高田市の復興ベルトコンベア。今はもう撤去されています。
奇跡の一本松 現在このエリアは復興の記念館ができていますが、ここにはかつて綺麗な松原があったそうです。
南三陸町の防災庁舎 ここでは女性職員が命尽きるまで町民に「逃げて」と叫び続けました
子どもたちも犠牲になりました。
大川小学校です
予測が難しかったとはいえ、学校の危機管理のあり方が問われました。
彼らの犠牲がこれから生きる子どもたちのための教訓になってくれることを祈っています。
子どもたちの学び舎、ふるさとを津波は飲み込みました。テレビでも幾度も映像が流された名取市閖上地区
その中学校の時計は14:46で止まっています。
東北を訪問した3日間はとにかく涙が常にこぼれていました。
この経験は今も生きています。
今コロナウイルスが蔓延していますが、職場の危機感と私の危機感には明らかな温度差があります。
職場はどうしてこんなに呑気なんだろう・・そんなことを感じています。
最悪の状況を想定して動かなければいけないということを9年前に私たちは学習したはず。
日本人は今一度あの時の思いを思い出して欲しいと思います。
9年前、あの時亡くなった多くの皆さんへ思いを馳せて。
合掌