自分のありようを見直す一冊
大村はま「教えるということ」
埼玉の所沢に出張だったので、その道々で一冊読むことに。
なにせ片道約3時間ですから、上手くいけば帰る頃には読破できるかなと。
大村はま先生はもともと中学校の国語の先生です。
この教えるということという本は、ご存命中に各地で講演した講演記録です。
いくつかの講演記録がありますが、その中で最も古いのは1970年。今から約50年前です。
半世紀も前の講演ですが、今の教育に通ずる示唆に富んだ内容です。
例えば本の後半に「教室に魅力を」という章があります。
子どもの過ごす教室が魅力的であるかどうか。
魅力ある教室環境(施設設備ではなく)を作ることが果たして今の教員にできているかどうか。
教室に魅力があれば、どんな子どもも学校へと足を運びたくなるなど・・・
考えさせられる内容でした。
どこかで引用させてもらおうと思います。早速メモメモ!