私はいつでもあなたの味方です
「忙しいことはいいことだ」
漫画「動物のお医者さん」で「動物病院が繁盛している状況を見て」漆原教授がそんなニュアンスのことを言っていたことを思い出します。(確か・・・)
閑職に追いやられて忙しくないけど面白くない仕事をするより、忙しくても自分が活き活きできる仕事をする方が自分のアイデンティティを保てるってことでしょうか。
新年度が始まって部署が変わり三週間が経ちましたが、これまでの仕事とは比べ物にならない程めまぐるしい毎日を送っています。もう半年くらい過ぎたのではないかと錯覚するほどです。
でも、なんか充実している自分がいることに気づきます。
愚痴ではないのですが、これまでの仕事は「とにかく早く1年が終わって欲しい」「自分はこんな仕事をしに1000キロも離れたところに来たのではない」といつも思っていました。
しかし、今は毎日緊張していて大変な毎日だけど、何か自分が誰かの役に立っているという実感がもてているからでしょう、漆原教授のようにあまり苦ではないのです。
今年は職場にやってくる研修生の研修プログラム関係の仕事をしています。彼らが充実した研修を送れるようにと考えるだけでやりがいを感じられるのですな。
会議のための根回しに他の職員を訪ねるのも結構面白いものです。自分の企画した考えを個別にプレゼンし、納得してもらって会議に臨み、さらっと会議が終わる。
いいものです。ただ、かなり責任の重い仕事ですがね。
今日、私の友人が仕事のことで悩んでいることがわかりました。
似たような状況下に置かれたことがある自分にとって、完全にはわかるとは言えないけれど、苦しさは少しはわかるつもりです。
自分はその同じような状況下の時には、半年ほど仕事をドロップアウトしました。
もう何年も前のことですけど・・・未だに心の傷となって残っています。
が、その反面、怖いものも少なくなりました。
あのドロップアウトがあるから、どんなことに対しても「やれるもんならやってみろ」という気持ちになれている自分がいます。
たとえ、いま仕事で失敗しても、「どうぞ、私をまた1000キロ先まで送り返すがいいさ」という気持ちになるでしょうね。
それよりも、半沢直樹という人が「倍返しだ」なんて言っていましたが、やられたらきっとやり返すことでしょう。(まあ、ドラマの結末はバッドエンドでしたけど)
それが証拠に、何かありそうな時にはICレコーダーを忍ばせて証拠を集めておくというちょいと汚いやり方も覚えました。
先の友人には目に見えない敵のような存在があるようです。
私は先ほどのその友人のことを私のできる限りの力で守りたいと思います。
何ができるかわかりませんが、少なくともその友人の味方でいつづけたいと思います。
ちょっと憤ってしまい思わず殴り書いてしまいました。
あと一週間で長いお休み。友人にはしばしの間かもしれませんが心の休養をして欲しいものです。