8年目の3.11

東日本大震災発生から8年目を迎えた。

西日本にいた自分はその時の揺れなどは体験していませんでしたが、メディアからの映像などで寒気を感じた記憶がある。

発生から1時間後、東日本にいた従姉妹に電話しても通じない。

結局2日経ったあとで繋がった。物資がないらしい。電池などたくさん買って送ったが、いつ着くかわからないと言われた。

発生から3年後、長期研修の仲間たちと岩手から福島まで被災した地域を巡った。

あの時の写真は今も大切に保存し時々眺めている。

陸前高田の一本松。

三陸の防災庁舎

波に飲まれた気仙沼

北上川に飲まれた大川小学校の子どもたちの鎮魂の碑に手を合わせ、涙したことを昨日のことのように覚えている。

あれから8年

時々動画サイトで震災の時の様子をみている。

絶対に忘れないように。

今年も宮城県に行く機会を得た。

常磐線の窓から名取の閖上地区が見えるかなと目を凝らした。

坂元という駅に降りた時、真新しい家が立ち並んでいた。

この地区も津波が襲ってきたらしい。全て流されてしまったようだ。

今年の5月、また仙台に行く計画がある。できればあの時巡った被災地をもう一度なぞって尋ねてみたい。

不思議なことだが、震災前まで東北には友人が一人もいなかった。

震災後、被災地に近かった人たち何人も友人になった。

本当にとてもいい人たちだ。

今でも、会えると、また、メールをやり取りするととても嬉しい。

震災にあった友人たち。生きていてくれて本当にありがとうと思う。