楽隊のうさぎ
10連休ともなると帰省のための移動や自宅でののんびりするときに時間がかなりあります。
もともと読書好きではなかったのですが、本を読む時間を移動や暇時間に充てることが多くなりました。
赴任先を出発して本日の朝までの間に1冊読破。
中沢けい「楽隊のうさぎ」
中学校の吹奏楽部を舞台にした作品です。
出てくる中学校は全国大会の会場普門館をめざすレベルの高い学校ですから、自分の中学校時代と比較することはできないのですが、演奏会当日にありがちな失敗や、練習中の友達同士のやり取りなどなど吹奏楽部あるあるがふんだんにちりばめられていりました。
ただ、ちりばめすぎて、一つ一つのエピソードが軽い感じもします。吹奏楽部ってこんな感じだなと知るにはちょうど良い本かと。
いじめあり、恋心あり、親との関係ありといかにも中学生時代という感じが出ていて、中高生時代を思い出していました。
舞台となった時代は作中に出てくる課題曲のタイトルからすると1996~1997年かと推測できます。
10連休3日目。今日からは仕事関係の本でも読もうかなと・・・。