悩みを相談するなら・・・

ここのところ移動が多い為小説をよく読んでいます。

昨年まで、というよりは秋までの自分では考えられないことで、とにかく縦書きの文章が読めない私が小説をこの冬だけで4冊読んでます。そして、本日5冊目読み終えました。

ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾

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ここのところ児童養護施設のことをよく考えますが、たまたまこの物語も児童養護施設が関係しています。

本のリサイクルショップ、ブック◯フでたまたま見つけた100円文庫本でした。

東野圭吾作品は人魚の眠る家以来。そのほかは読んだことがないので好きも嫌いもないのですが、いろんな人の書評をみると東野圭吾らしくないと言います。ふーーん、そうなのか。

内容自体は時代が行ったり来たりして少し目が回りそうなストーリーですが、全てが児童養護施設に繋がっているということは途中からわかってきます。

雑貨店のポストに悩みを書いていれると店主?がそれに答えるというやりとりが関係する人の人生を変えます。

人の相談に答えることは人生を左右する。

私もいろんな人の相談ごとを聞いてきました。自分では真摯に答えてきたつもりですが、相手の方々はその後どうなっただろうか。

そんなことを思い起こさせてくれる本でした。

明日も電車移動なので、次の本を準備。

明日からは大山淳子作「あずかりやさん」。あっという間に読めそうです。