WONDERという映画~トリーチャー・コリンズ症候群

一昨日公開になった「WONDER 君は太陽」という映画。

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近隣では上映されていないので電車で横浜まで行って来ました。

主人公の男の子が病気のため手術を繰り返し、いわゆる「普通の顔」ではない状態で5年生から学校に入学する映画です。

病気の名前は映画の中では言葉としては出て来ませんが、おそらくトリーチャーコリンズ症候群と思われます。

オギーという主人公だけではなく、彼を取り巻く人たち一人一人の物語がオムニバス形式っぽく構成されています。個人的にはちょっと見にくかったかな。

顔が特徴的なので、予想通りいじめ問題が登場します。

モンペも出て来ます。

昔よくありがちだった青春ハッピーエンド的な終わり方です。映画としてはワンパターンな感じでしたが・・・

テーマとしてこの症候群を扱ってくれてよかったと思います。映画を見なくても、CMで流れるので、「あ、こういう病気もあるのだ」ということが知ってもらえます。

ネット上で「感動ポルノ」だという人もいます。批評家は絶賛していますが、同じ障害のある当事者は批判しているようです。

トリーチャーコリンズ症候群の方とはこれまで2人お会いしました。

自分も実際に出会うまではこの障害のことを知りませんでした。

障害のことを専門にやて来たつもりでもこの状況なので、今回この障害のことがオープンになったことは良いことなのではないかとおもいます。